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2026年10月2日

綿・ポリエステル混のスウェットの洗濯表示——そのまま使える記号の組み合わせ例

「綿とポリエステルの混紡のスウェットを作ったけれど、Tシャツと同じ洗濯表示でいいのか」。トレーナーやパーカーの生産が増える秋口に、よくいただく質問です。

結論から書きます。綿・ポリエステル混のスウェットは、Tシャツより「乾燥」と「アイロン」を一段慎重にするのが基本です。裏毛(ループ)か裏起毛か、プリントや刺繍があるかで、選ぶ記号が変わります。私たちはアパレルOEM会社として、スウェットを作るたびにこの判断をしています。現場でよく使う組み合わせを、パターン別に示します。

1. スウェットがTシャツと違う3つの点

同じカットソーでも、スウェットは次の点でTシャツと事情が異なります。

記号は「その製品にしてよい処理の上限」を示すものなので、いちばん弱い要素に合わせて決めます。

2. パターンA:無地の裏毛スウェット(綿・ポリエステル混)

3. パターンB:裏起毛スウェット

パターンAとの違いは洗い方と干し方です。

付記用語として「ネットを使用してください」「裏返して洗ってください」を添えると、起毛面の傷みを抑えられます。

4. パターンC:プリント・刺繍入りのスウェット

胸や背中に大きなプリントが入るスウェットは、生地よりも加工の耐久性が表示を決めます。

刺繍は糸の色落ちが起きることがあるため、濃色の刺繍糸を淡色の生地に使う場合は「色移りに注意」の付記を検討してください。

5. 組成表示の注意点

混紡のスウェットでは、繊維の名称と混率を割合の大きい順に「綿 60% ポリエステル 40%」のように書きます。袖口や裾のリブが身頃と異なる混率の場合(ポリウレタン入りなど)は、部位を分けて表示する必要が出てきます。生地の仕様書に書かれた数値をそのまま使い、推測で書かないことが大切です。

6. 迷ったら「縮み」と「加工」から決める

スウェットの表示で迷うのは、ほとんどが乾燥とアイロンです。量産前のサンプルで一度洗ってみて、縮みやプリントの状態を確認できれば、記号の判断はかなり確かになります。確認できない項目は、上限を低めに設定するのが安全です。表示は消費者が手入れを判断する唯一の手がかりなので、「少し厳しめ」を基本に組み立ててください。

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